アメリカンカジュアルな雰囲気の事務所には大好きな暖炉がキラリ。 終始人懐っこい笑顔でニコニコと控えめに質問に答えてくださる竹内さん。お客様はもちろんのこと、職人さんからの信頼が厚いことにもうなずけます。
竹内工務店の経歴は?高校卒業後、岐阜の工務店に住み込みで大工として2年間、経験を積みました。その後、地元の名古屋に戻って地元工務店に就職。6年間みっちりと技術を習得させてもらいました。自分自身に力と自信をつけるため、お寺・神社の建築と修繕を行いスキルアップを図り、その後竹内工務店として独立しました。 この経歴が、すべてにつながっていると思います。
なぜ、設計事務所からの依頼が多いのでしょう?過去の経験をもとに、設計事務所のイメージどおりに施工ができるという強みがあります。それと、行き届いた現場管理を心掛けていることも信頼につながっているようです。美を追求する設計事務所にとって、毎日現場がきれいなことは、設計事務所のイメージアップになり、近隣住民からの評価が高くなれば、現場から反響が得られます。そんなところからも、設計事務所や建築家からリピートの依頼を頂いているのではと思います。
「匠の十ヵ条」があるそうですね。
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匠の十ヵ条
- お施主様が一生この家で安心して健康に暮らせることを願い仕事します。
- お施主様の幸せのために「信頼・真心・礼儀・誠意・挨拶」の徹底に努めます。
- 建築現場の清掃・整理・整頓を肝に銘じ実行します。
- 建築現場での安全作業に努めます。
- 環境に配慮し資源を大切にします。
- 完成までの納期を守ります。
- 近隣住民の方にご迷惑をかけないよう最善の配慮をします。
- 伝統に培われた技術と最新の技術との融合を提案します。
- 完成してしまえば見えなくなる所も家の寿命のため絶対に手を抜きません。
- 家を建てることが出来る喜び「おかげさま」の気持ちを持って仕事します。
現場に対する思いを教えてください。完全な現場主義を貫き「全ての答えは現場にある」と考えています。 現場は一人では動きません。建築に携わるメンバー全員の意思疎通、メンバー全員の家づくりに対する思いが大切です。 この考え、思いを共有できる仲間と共に良い現場環境を生みだすことで、建物に命が吹きこまれます。この生きた建物を引き渡すことで、お客様に感動していただき、笑顔で「ありがとう」の言葉をいただます。そうすることで、さらなる匠の心を追及していけると信じています。
名工大とのプロジェクトもあると聞きましたが。はい、名古屋工業大学の准教授からのご依頼で、「フィリピンで建築を教える」というプロジェクトのお手伝いをしています。地域貢献は当然ながら、世界にも貢献できるのは幸せです。
社名 | 有限会社竹内工務店 |
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住所 | 〒467-0837 愛知県名古屋市瑞穂区花目町1-12 |
TEL | 052-884-7577 |
URL | http://takeuchi-koumuten.jp |