タツミハウジングという社名の由来を伺うと、会長である父上と母上が辰年と巳年生まれ、自宅から現在の事務所に引っ越す時の方角が辰巳の方位ということでつけられたそう。そして生まれたご長男(現社長)が辰年生まれだったことからお名前も「たつみ」と名づけられました。ちなみに弟さんは巳年生まれ。さらに会長のご両親も辰年と巳年生まれというなんとも縁起のよいご家族です。
いつも自分が家を建てるみたいな気持ちでお客さんと向き合っています。お客さんの対応はほとんど社長である僕が直接しており「不安なことは何でも聞いてください、僕でもわからないことは専門家に聞いてお答えします」というスタンスです。「不安があれば、夜でも電話してください」とお伝えしてあります。例えば、奥さんがローンのことが心配になってきても、気軽に電話できる。そんな対応を心がけています。
ですから、施工範囲も目の届く地域、基本的には豊川、豊橋を作業エリアにしています。ご紹介で、岡崎方面や浜松の方にも出向きますが、何かあったときにすぐに行けるエリアに限らせて頂いています。
今はお客様の志向も両極端、本物志向の方もあれば、別にクロスでも気にしない方もあります。もちろんクロスも今ではすごく技術があがり、遠めに見るとレンガや木目調が本物に見えるくらい。また、ストライプやドット柄など、洋服を着替える感覚で選ばれる方もあります。それに、建築資材も改良され、それほど身体に悪いものは使われなくなってきているので、お客様のご希望・ご予算をお聞きしてご提案しています。
例えば1枚板のテーブルを望まれたお客さんの時、製材屋さんに一緒に行って、原木を見て選び、それを磨くと「こんなにもきれいなった!」と、とても喜んでいただけました。
また、ブランコをつけたいというお客様には梁を出したり、ハンモックをつけられるようにフックをつけたり、ご要望に一つずつ応えられるのも私たちの強みです。
当社への依頼は、ご紹介も多いですが、最近はフリーペーパーやホームページをご覧になってという方も多いです。自分たちの家づくりをちゃんと知ってほしい、見てほしいという思いから、雑誌への掲載やホームページの充実にも力を入れています。営業マンを雇うよりもコストはかかりませんし、何よりも自分の言葉で伝えることができます。名前を聞いたことがあるというのも、お客様にとっては信頼につながります。
お施主さんも完成見学会や雑誌の取材に快く出てくださっていますね。
先の完成見学会は「CHU!の家」だったのですが、お施主さんがとても協力的で、オープンハウスの飾りつけも奥様がご自分でしてくださり、見学会に間に合うように素敵なトースターをわざわざ買ってきてくれました。インスタグラムでも発信して頂き、本当にうれしい限りです。お客様の生の声が伝わることはとても効果がありますね。
今、新しくchu!の家のモデルハウスを建築中ですが、プロデュースしているのが妹です。素人目線でやっていて、30代前半のちょうどターゲット世代で、こだわりをもってやってくれています、工務店さん泣かせの世代ですけどね(笑)“共働きの夫婦が幸せに暮らせるおうち”がコンセプトです。
私たちは、家族でやっていますので、年間で10棟ほどを建てさせて頂きます。おかげさまで、一年先の仕事まで決まっています。大工さんは3組で対応していますが、代替わりはあってもずっと同じ大工さんで続いてきているので、信頼関係が築かれています。安心して任せられることも大きいです。
木のモデルハウスはダイナミックな空間が魅力的。6畳分もあるという、無垢材2枚を利用した大テーブルは圧巻です。無垢板のフローリング、外張り断熱と地熱対流二重通気層工法を実際に体感することができます。随所に工夫、見どころがちりばめられ、家づくりのヒントが満載です。
タツミハウジングさんの本社から歩いてすぐ近く、木のモデルハウスが建つ通りは、「タツミ通り」と呼んでもいいほど、タツミハウジングさんで建てられた家がならんでいます。
現在、新しく「CHU!」 の家のモデルハウスも建設中!
不動産業も営み、地元の土地情報にも詳しいため、土地探しから一緒に考えてもらえることは消費者にとっては心強い限り。
仲介手数料をサービスしたり、解体手数料を値引きしたり、お客様に喜んでいただける仕組を常に考えている。
みなさんがとても明るく、ご家族仲の良い雰囲気が伝わってきます。
あたたかいご家族だからこそ、これから家を建てたいファミリーのことも、自分たちのことのように真剣に考えてくれるのでしょう。
取材:2016年6月28日
社名 | 株式会社タツミハウジング |
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住所 | 〒441-0105 愛知県豊川市伊奈町縫殿53-116 |
TEL | 0120-1919-16 |
URL | http://www.tatsumi-gr.jp |
両親は元々インテリア、内装業の下請けから始めたそうです。そうした中、自分がいいと思えるものを作りたいと考えるようになり、またお客様からお声をかけてもらったことをきっかけにリフォームを始めたところ、その魅力にとりつかれて今に至っています。
昔は新建材が良い物とされ、今で思えば身体に悪いものをベタベタ貼り付けた時代があったわけですが、父は「こんなものを扱っていていいのか」と思い始め、自然素材を取り入れることにしたそうです。ですから世の中の動きよりもかなり早い段階から「自然素材」を意識して取り入れてきました。
また、外張り断熱も今では当たり前ですが、これも当社は早くから取り入れていましたから、「外張り断熱と自然素材」ということでかなり集客できていましたね。
最近はそれらも残しつつ、デザイン的要素も取り入れてお客様のニーズにお応えしています。