ここがすごい!
「エコヌクール」
温水床暖房で36年の経験と実績を持つ三菱電機が、2002年に発売したヒートポンプ式温水暖房機「エコヌクール」。
2008年には省エネ大賞を受賞。その後モデルチェンジや機種のラインナップ充実を図り、2014年には全機種で冷水機能を強化。さらに施設などでも多く採用されていることから、2016年には管理・操作が一括でできる集中管理制御機能を全機種に搭載しました。
陽だまりのような床暖房
鍾乳洞の中にいるような
ふく射冷房
一年中大活躍
床暖房では、床からのやさしい伝導熱に加え、遠赤外線のふく射熱によって体の芯からポカポカに。温度ムラがなく部屋の隅々までを温めます。燃焼がないため空気を汚さず、室温を低めにして利用できるため乾燥しにくく、お肌やのどにもやさしいのも特徴です。
また、「クール暖」のような冷暖房兼用パネルヒーターを組み合わせれば冷房にも使うことが可能。パネルに冷水を流すことで、ふく射冷房ならではの気流感も温度ムラも少ない、まるで鍾乳洞の中にいるような涼しさを味わえます。
高い省エネ性
コストを気にせず使える
大気熱を効率よく利用するヒートポンプは、使ったエネルギー以上の熱エネルギーを生み出すことができる技術。一次エネルギー(エネルギー源)の削減率がポイントになるZEH事業の申請基準も難なくクリアできます。
使うエネルギーを減らせる分、他の熱源に比べてランニングコストが抑えられ、コストを気にせず使えるのも嬉しいポイント。CO2排出量では、電気ヒーター式に比べて50%以上もカットできます。
温度バリアフリーを実現
ラインナップが30畳タイプ~70畳タイプまで幅広く、部分暖房も全館暖房も可能です。大能力・大畳数対応が大きな特長で、部屋と部屋の温度差を小さくする温度バリアフリーを容易に実現。温度バリアフリーは、快適さはもちろんのこと、ヒートショック対策にも効果的です。また、他の熱源からの置換えや土間蓄熱用熱源機としても使用できます。
さらにはHEMSと併用すれば、外出先でもスマートフォンからの操作が可能に。帰宅前に部屋を温めておいたり、冷やしておいたりといった使い方ができ、別荘の遠隔操作にも便利です。
暖房1kWあたりのランニングコストで比較
ガス熱源=“1kWあたりの単価16.1円/kWh(税込)、効率0.85”、ヒートポンプ式熱源=“1kWhあたりの単価27円(税込)、効率2.0?3.0”にて算出。エネルギー価格は、電気=27円/kWh(税込)(全国家庭電気製品公正取引協議会平成26年4月新電気料金目安単価より)、ガス=205.3円/m3(税込)(日本ガス協会ガス事業便覧(平成27年版) 都市ガス全国平均より)。
ヒートポンプ式熱源の効率は外気温によって変動します。エネルギー価格は条件によって変動します。ランニングコスト比較はめやすであり、使用地域・使用時期・使用状況により異なりますのでその値を保証するものではありません。参考値としてお考えください。
1.設置自由度の高い分離型
熱交換ユニット・室外ユニットを分離させています。そのため、熱交換ユニットを温水配管が最短となる位置に置いて放熱ロスを低減したり、日当たりのいい所へ置いて大気からの熱を取り込む効率を高めたり、あるいは室外ユニットは少し離れたスペースの余裕がある場所へ置くなど、条件に合わせた設置が可能。運搬時の負担を減らすメリットもあります。
2.プレート式熱交換器
小型かつ高効率なプレート式熱交換器を採用。ヒートポンプ式の要となる熱交換器の効率をぐんと高めています。これが分離型でも高い効率を実現できる理由のひとつです。