こんにちは、まだまだ暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?ぽえぽえくまです。
南海トラフ地震臨時情報後1週間ほど品薄になったペットボトルのお水ですが、いろいろなメーカーが出していますね。「○○天然水」「○○の水」などの名前がついていますが、実際の天然水をそのままペットボトルに詰めたものはおなかを壊します。ですのでもちろんろ過したり加熱殺菌をしています。
お水はその名前の付いた場所の地下水を採水してきたものです。地層などによって土壌中のミネラルを溶かし込み、衛生状態の保たれた良質なお水がミネラルウォーターの原水になります。採水後水質検査を行い、浮遊物を沈殿させて取り除き、フィルターでろ過して、加熱殺菌をします。これがナチュラルミネラルウォーターと呼ばれるものになります。それぞれの土壌によってミネラルの品質は様々なので、いろいろなところのナチュラルミネラルウォーターを混ぜたり、ミネラルの調整等が行われたものが、ミネラルウォーターとなります。場所によってミネラルの含有量は変わりますので同じ地域でも、水源が違うと硬度が違います。普段使っている水道水でも地域によって硬度が違うので、普段の水と違うところでお水を飲んだ時に飲みやすい、飲みづらいと感じるのもそのせいかもしれませんね。
ローリングストックを上手に使って災害に備えよう
いくつかのものが品薄となっていますが、特に最初に品薄になったものがペットボトルのお水でしたね。どこを探しても売り切れがしばらく続きましたが、今ではある程度お店で普通に買えるようにはなりました。しかし、お人家族様1箱までなど制限付きのところもあります。お米は今もほとんど売り場にありません。代わりにカップラーメンなどの保存食などが置かれていたりします。レンジで温めるだけのパックご飯も品切れでなかなか手に入りません。
新米がぽつぽつと出てきましたが、かなりお高くなっています。買占めをされている方もいると聞きますが、精米後の白米は一般家庭でそのまま置いておくと品質が落ちたり、虫が湧いたりします。玄米のまま、温度の低い納戸のようなところに保存し、その都度精米してから食べるようにしたほうが良いのですが、せっかく買い占めてもおいしくなかったり虫が湧いてしまっては元も子もありません。炊いて小分けして冷凍しておくにしても、量にも限度がありますから、もしお米を買い占めてしまったという方がいたらお気を付けを。
備蓄の一番重要なものはお水。食べ物がないのはおなかがすいてひもじいですが、お水がないのは一番に生死にかかわります。飲料水として必要なお水は一人一日1ℓ、調理等に必要なものも含めると3ℓ、災害時は最低でも3日、できれば一週間分確保しておくことが望ましいといわれています。家族が4人なら12ℓ、2ℓペットボトルが6本なので1日に1ケース必要です。なので、最低でも3ケース、できれば7ケースの備蓄が必要になります。7ケースの飲料水をおいておくところなんてなかなかありませんよね…
期限が切れたときに新しく変えるのも大変ですし…しかし、そのうち飲料としてそのまま飲むものは7ケース中2ケースほど。飲料水は別に水でなくてもお茶でもいいのであれば、その2ケースのお茶はローリングストックとして保存しましょう。普段からペットボトルのお茶を飲まれるのであれば、飲んだ分だけ買い足しておけば備蓄できていることになります。お水も期限が切れてしまっても、無理に使ってしまわなくても、顔を洗う、体を洗う、トイレに流すなどにも使えるので置く場所があるならそのまま置いておいても使い道はあります。
備蓄用の食糧も、すべて備蓄用として置いておくと期限を気にして、期限が来たらすべて交換してとなると大変ですが、その中に普段から食べている缶詰やカップ麺、パスタなどは食べたら買っておくようにすれば期限を気にせずとも常に新しいものが備蓄されている状態になります。買い忘れてしまうかもと思うのであれば、新しいものを買ったときに期限の古いものから食べていくようにすれば買い忘れも防げるでしょう。
また、お水や飲料などは、地震で家の中に入れなくなってしまったときのために車や倉庫など家の外に置いておくといいですね。車の中は災害グッズがあると、もし車で出かけていた時にも役に立ちます。また、ただ出かけていて事故や積雪のために渋滞などに巻き込まれてしまったというときにも役立つので、そんな備えとしてもあると便利です。車は保管場所としても大変役に立つので、あまり重くないものや腐らないもの(毛布や防寒具、ヘルメットや靴、トイレットペーパーやタオル、ラップ、紙コップや紙皿など)は車の中に入れておくのも一つの手です。ただ、鍵が手元にないと困りますので気を付けて。
携帯電話やスマホ、モバイルバッテリーなどは常に充電しておくといいです。昔は頻繁に充電すると電池の持ちが悪くなるなんて言いましたが、今はそんなことはないのでなるべく満タンにしておきましょう。実際に地震があったときに携帯の電波が使えるのかどうかという問題(基地局の鉄塔やビルが壊れるなどしてアンテナや通信機が壊れないとも限らない)もありますが、ライトとしても使えるのでないよりはあったほうが良いですよね。
いつ来るのかと不安な毎日を過ごしている方も多いと思います。必要な備えをしておけば、少しでも不安を和らげるかと思いますので、いろいろな情報を入手しながら賢い備えをしましょうね。また、地震が来たときは家の中など片づけたり直したりする前に、まずは写真を撮っておきましょう。
大きな災害の場合、「被災者生活再建支援法」という法律が適用され自然災害で住宅が全壊した世帯や住宅の補修が必要となった世帯などに支援金が支給されるのですが、勝手に直してしまうとこの支援が受けられなかったり、地震保険などの保証がきかなくなってしまうので、証拠のため写真を撮っておくのがいいです。あ、電波が来なくてもスマホの使い道ありましたね!
耐震の不安がある方は、みてみてまでご相談を!!
ぽえぽえくまでした。