空き巣に狙われない家づくり~防犯強化型住宅とは~

こんにちは、毎日暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか、ぽえぽえくまです。熱中症対策はできていますか?水分摂取にお水はもちろんですが、麦茶もおすすめです。その際に、お塩を少しだけ入れると体への吸収もよくなるのでちょっと入れてみてください。麦茶に塩を少し入れる「塩麦茶」は、電解質バランスを整えつつ、ノンカフェインなので寝る前にもOK!

また、スイカやキュウリなど夏野菜を取るのもいいですよ。きゅうりやスイカには水分だけじゃなく、汗で失われるミネラルもたっぷり入っています。特にスイカにはシトルリンという成分が含まれていて、血流を良くして体温調節を助けてくれるそうです。夏野菜を夏に取るのは健康上、理にかなっているのでぜひ夏野菜もたくさん取ってくださいね!

空き巣に狙われない家づくり~防犯強化型住宅とは~

最近、近所で空き巣被害があったという話を聞いたことはありませんか?実は、ちょっとした油断が狙われる原因になることもあるのです。さて、どんな家が空き巣に狙われやすいか、自分の家が当てはまっていないか確認してみましょう。

1. 郵便物が溜まっている、夜でも電気がつかない、生活感がないなど、留守や長期不在がわかりやすい。
2. オートロックなし、鍵のかけ忘れなど、玄関の防犯が甘い。
3. 無施錠、防犯フィルムなしなど、窓のセキュリティが弱い 。窓が閉まっていれば鍵が閉まっているかなんてわからないと思うかもしれませんがそこを狙われています。
4. 塀や植栽で人目につきにくいなど、死角が多い。
5. カメラや警告ステッカーなどの防犯設備がない。防犯意識が低い家だと見抜かれると、入りやすいと思われます。
6. 予備鍵を屋外に隠しているなど、鍵の管理が甘い 。
7. 一戸建ての裏口や勝手口が無防備だと侵入経路が多くなる。

いくつか当てはまったことがありましたか?

手口別の傾向として、

•  空き巣:留守宅に侵入する手口。最も多く、住宅侵入窃盗の約60%を占める
•  忍込み:夜間、家人が就寝中に侵入(約25%)
•  居空き:在宅中に気づかれず侵入(約5%)

侵入経路と方法としては、鍵の閉め忘れが約46.5%、ガラス破りが約30.5%、施錠開け、ピッキング等が約8.4%で、鍵の締め忘れから侵入されることが一番多いそうですよ、あなたのおうち、大丈夫ですか?
空き巣や侵入犯罪のリスクを減らすために、建物の構造・設備・設計に防犯性能を高めた住宅のことを防犯強化型住宅と言います。警察庁や国土交通省などが推奨する「防犯性能の高い建物部品(CPマーク)」の導入や、侵入されにくい設計が特徴です。

防犯強化型住宅の主な特徴と設備として、

1. 侵入を防ぐ構造と設備
• 防犯合わせガラス:ハンマーでも貫通しにくく、破壊音が大きいため侵入を抑止。
• 2ロック窓・ドア:ガラス破り対策として、複数の鍵を設置し侵入に時間をかけさせる。
• スマートキーやディンプルキー:ピッキングが困難で、遠隔操作も可能。

2. 見える・知らせる防犯
• センサーライト:人の接近を感知して自動点灯。不審者への威嚇効果あり。
• 録画機能付きドアホン:訪問者の映像を記録し、留守確認を困難にする。
• 防犯カメラ:スマホ連携で外出先からも監視可能。

3. 間取りや外構の工夫
• 死角を減らす設計:外部からの視認性を高め、侵入者の隠れ場所をなくす。
• 防犯砂利:歩くと音が鳴る砂利を敷いて侵入を察知。
• よじ登りにくいフェンス:垂直設計や反り返り付きで侵入を困難に。

4. ホームセキュリティ連携
• 異常を検知するとコントロールセンターに通報し、緊急対処員が現場へ急行。

大手住宅メーカーでは、こうした防犯性能を標準仕様として導入している例もあります。 さらに、建築事例では「1階に窓を設けない」など、設計段階から防犯を意識した家づくりも増えています。

防犯性を高める「窓なし1階」の間取りアイデア

1. 中庭・吹き抜けで採光を確保
• 外壁側に窓を設けず、建物の中心に中庭(パティオ)を配置。
• 中庭に面した窓から光を取り込むことで、外からの視線を遮りつつ明るさを確保。
• 吹き抜け構造で2階からも光を取り入れる設計が多い。

2. 道路側に壁を設けて視線と侵入を遮断
• 道路に面した側は完全な壁面にして、窓を排除。
• 採光は裏側や中庭から行う。
• 外構に目隠し壁や植栽を配置して、プライバシーと防犯性を両立。

3. 「2室1室」構造で無窓居室を合法化
• 建築基準法では居室に一定サイズの窓が必要ですが、「2室1室」の間取りなら、片方の部屋に窓があればもう一方は無窓でもOK。
• ふすまや障子などで仕切ることで、法的に1室とみなされる。

4. 高窓・天窓で外からの侵入を防ぐ
• 1階でも高い位置に窓(高窓)を設けることで、採光と通風を確保しつつ侵入を困難に。
• 天窓(トップライト)も有効な手段。

防犯強化型住宅は、家族の安心を守る“見えない盾”。快適さと安全性を両立した住まいが、これからのスタンダードになっていくかもしれません。
新築の方は、こんな設計も取り入れてみてはいかがでしょうか?

今すぐできる!防犯力アップの7つの工夫として、

• 防犯カメラやセンサーライトを設置する
• 郵便物や新聞は不在時に止める
• 玄関・窓の施錠を徹底する
• 防犯フィルムや補助錠を活用する
• 防犯砂利を敷き詰める
• 防犯ステッカーで意識の高さを見せる
• 近隣住民と情報共有し、防犯ネットワークを築く

など、できることはあります。まずは防犯意識をしっかりと持って、自分の家を見て回ってみてはどうでしょうか。

ぽえぽえくまでした。

みてみてオープンハウス事務局

事務局スタッフ主婦代表

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