
こんにちは、毎日暑いですが皆様いかがお過ごしでしょうか、ぽえぽえくまです。毎日暑くて、「夏疲れ」していないでしょうか。
暑いというだけで体力を消耗されて、明日の天気予報の予想気温を見るだけでしんどくなりますよね。でも、夏というのは日照時間が長く、セロトニン(幸せホルモン)が分泌されるので、活動的になったり開放的になったりします。日が長くなってくると何となくそわそわしてきたりはしませんか?
夏なので暑いのは当たり前と思って、夏を楽しむくらいの気持ちで過ごすといいかもしれませんね。朝や夜は昼間に比べれば過ごしやすいので、朝に日差しを浴びる、夜には夜空を見上げて気分転換をしてみてもいいかもしれません。まだまだ暑いですが、そろそろ秋の虫も鳴き始めているので夏の終わりを感じられるかもしれません。
家族で暮らす、ちょうどいい距離感 ── 多世帯住宅のすすめ
昨今、多世帯住宅(複数世帯が同居する住宅)が再び注目を集めています。
どうして今「多世帯住宅」が注目されてるのでしょうか?その背景には次のような社会的な変化があります。
・お年寄りが増えている
一人暮らしの高齢者が多くなってきて、見守りや介護が必要な人も増えています。
・人口が減って、空き家が増えている
地方では空き家が増えている一方、都会では家賃が高くて若い世代が住みにくくなっています。
・都会の家賃が高すぎる
マンションの値段や家賃がどんどん上がって、広い住まいを確保するのが難しくなっています。
そんな中で多世帯住宅にはどんなメリットがあるのでしょうか?
・近くに家族がいると、何かあってもすぐ対応できる。
・家賃や光熱費を分け合えるから、節約になる。
・急な用事が入っても、子どもたちを祖父母に預けやすくなる。
・子どもだけで留守番させるということが少なくなる。
・誰かが家にいることが多いので、防犯の面でも安心。
また、空き家の活用として、使われていない家をリフォームして、多世帯で住めば地域の活性化にもつながります。医療や介護を地域で助け合う仕組み(地域包括ケアシステム)と相性がよく、地域とのつながりにより孤独や不安が減って、安心して住み続けられます。
高齢者単身世帯や子育て世帯の増加に対応するため、国土交通省の政策支援強化として多世帯住宅の設計支援や補助金制度が拡充されつつあります。
多世帯で住む家庭が減って、多世帯用の住宅が空き家になってしまっているので、リノベーションして住むところもあります。特に地方では「0円住宅」や「空き家バンク」を活用した多世帯移住が注目されています。
一言で多世帯住宅といってもいろいろなタイプがあります。
・完全同居型…キッチン・お風呂・玄関などはすべて共有で、寝室は別。家族の距離が近くても気にならない人で、介護や育児の協力を重視したい人向け。建築費が安くなる反面、プライバシーの確保が難しく、テレビの音量などの生活音や生活スタイルの違いなどがストレスになるかも。
・一部共用型…玄関や水回りなど一部だけ共有し、その他は分離。適度な距離感を保ちつつ、助け合いたい人向け。建築費が抑えられ、水回りの共有で光熱費が節約できます。
・完全分離型…玄関・キッチン・浴室などすべて別で生活空間を完全に分けてあるタイプ。プライバシーを重視したい人や生活リズムが違う世帯同士向け。マンションのような感覚で、世帯ごとの独立性が高いので、プライバシーが守られます。将来的に賃貸活用も可能ですが、建築費が高く、広い土地が必要になります。
・建物分離型…隣接した土地に別々の家を建てるタイプ。家としては別がいいけれど、すぐに行き来できる関係を保ちたい人向け。お隣さん感覚で、将来的な売却や相続にも柔軟に対応できます。
プライベートを分けたいけど、同じ建物に住みたいという方は、上下分離型がおすすめ。1階を親世帯、2階を子世帯にすることで土地も有効活用できます。特に親世代の将来的に階段を登るのがきつくなることや、介護の面でも便利。生活時間帯が違うことを考慮すると、音の面では配慮が必要になります。
将来的にどうするかも考えて建てるとよいです。
介護や子育てを考えると完全同居型や一部共用型がおすすめですが、将来的に親世帯がいなくなり、子どもたちが一緒に住んでくれればいいですが、家を出てしまった場合に、自分たち夫婦だけでその家に住むことになります。
配偶者がなくなってしまえば、自分だけになってしまいます。将来的なことも考えた場合、完全分離型のほうが費用面では高くつきますが将来的に使い勝手はあります。片方を自分たちの住居、もう片方を子どもたち世帯が住んだり、賃貸にしてもいいです。ワークスペースやワークショップ、会議室として貸し出すなど柔軟な使い方ができます。
将来の変化を見据えて、快適に暮らしたいですね。
自分がどのタイプがいいかわからない、相談したい方は、みてみて本部までご相談くださいね。
ぽえぽえくまでした。