こんにちはぽえぽえくまです。
平成30年の夏は災害認定されるほどの暑さでした。40度前後が当たり前のなか、35度というと涼しいと感じてしまうほど。35度でもじゅうぶん危険な暑さです、油断しないようにしてくださいね。
日本人はすぐ我慢しますが、我慢できるような暑さではなくなってきています。我慢しなくてもいい家に住めることの必要性に気付いてほしいと思います。
アルセコ外断熱システム
さて、前回は断熱についてお話しました。いろんな断熱の方法や断熱材がありますが、我が家が採用したのはハイブリッド断熱です。充填断熱はセルロースファイバーですが、外張断熱については特殊な方法です。その特殊な外張断熱についてお話したいと思います。それが、「アルセコ外断熱システム」です。
アルセコ外断熱システムとは
詳しいことはウェブ見てもらったほうが早いのですが、簡単な説明を少しだけ。
環境先進国ドイツでトップ3シェアを持つアルセコ社のサービスで、材料から仕組みまで一つ一つにこだわり、世界中で使用されている外断熱システムです。
断熱材から外壁まですべてを含めて考えられた外断熱の一つのシステムで、すべて透湿性のある材料で作られているため、通気層は一切ありません。
アルセコ外断熱システムの特徴
- 燃えません
隣で火事があっても、大丈夫。 - ひびが入らない
外からの衝撃や地震の揺れにも強い。 - 漏れない
水圧にも強いので水漏れの心配がない。 - 勝手にきれいになる
外壁に使われている塗料に雨が降ると汚れを落とす効果があります。しかも非常に硬く温度変化による変化もなく、高圧洗浄も可能ですが、そもそも雨できれいになるのであんまり必要ない。メンテナンスも要りません。 - デザイン性やカラーも豊富
見た目だっていろいろ選べるよ。
アルセコ外断熱システムを選んだわけ
先ほどお話したように、アルセコ外断熱システムは透湿性に優れています。それで躯体すべてを囲んでしまうので、外気から躯体を守り、湿気を外へ出して、躯体や壁の結露やカビを防ぎます。
つまり、ただ断熱性能に優れているというわけだけじゃなく、家を守り、家が長持ちするための仕組みになっているうえに、家族の健康も守ってくれちゃうというわけです。壁が厚い分、内部の面積は多少狭くなりますけどね。外から見ると窓もへこんでいます。
外壁でよく使われるサイディングの壁も、いろんなデザインがあって見た目は素敵ですが、だんだんとつなぎ目が汚れてきたり、出っ張った窓枠の角から伝った雨で水垢が付いて汚れてきます。ひびも入ってくると、そこからの水漏れも気になります。
そういうわけで10年ごとにメンテナンスが必要になってくるわけですが、アルセコ外断熱システムにおいては、それらのメンテナンスは必要ありません。初期費用にお金をかけるのか、10年ごとのメンテナンスにお金をかけるのかの違いです。
どうせお金をかけるのなら、断熱性能に優れ、面倒なメンテナンスもしなくて良くて、ずっときれいなものの方がいいじゃないかと思ったわけです。
実際、我が家は建ててから数年経ちましたが、外壁の汚れはありません。雨だれの跡もないし、高圧洗浄機でぶわーっと洗ってみても汚い水にならないので、旦那が少しつまらなそうにしながらも、その壁の性能に驚いていました。
しかし、断熱は壁だけではありませんよ。窓も屋根も床も、しっかり断熱されてないと意味がありません。そのことは、また来月にお話しすることにしますね。
ぽえぽえくまでした。