こんにちは、ぽえぽえくまです。
朝晩涼しくなってまいりましたが、いまだに蚊に刺されます。
昔に比べて夏の気温が高すぎるため、30度を超すと蚊も生息できないらしく、少し涼しくなってきたころに出没し始めるという、季節のずれを感じます。
体調の崩しやすいこの季節には、ハーブティーをホットで飲むのがおすすめ。リラックス効果や、体を温める効果など、ハーブによって効能も様々ですが、その日の気分で変えてみるなどストレス解消にもいいです。特に女性特有の症状の緩和にもなるので、楽しんで試してみてくださいね♪
耐震?免振?制震?どう違って、どれがいいの?
前回、耐震についてお話をしましたが、地震から家を守る対策は他にもあります。
免震と制振(制震)です。
※日本建築学会では正式に制振を用いているが、言葉の顧客への印象や「耐震」など他の用語との対比のしやすさから民間企業では制震を用いることもある。ただし、地「震」を制するのではなく「振」動を制するという趣旨から、近年では「制振」に統一されつつある。(ウィキペディア参照)
耐震は地震の揺れに家が耐える。
免震は地震の揺れを家に伝えないで受け流す。
制振(制震)は地震の揺れを吸収して、家のダメージを軽減する。
耐震は前回説明したように、家を強度にして、揺れに耐えるように作られている構造です。
免震は建物と基礎との間に免震装置を設置し、建物自体が地盤と切り離されることによって直接揺れが伝わらないようにする構造です。
この3つの中で一番揺れないので、家の躯体だけでなく、家の中の家具なども守られる確率が高いです。私も実際に住宅展示会の免震装置のブースで体験をしてきましたが、震度6ぐらいの大きな揺れでも揺れはほとんど感じませんでした。ただこれは直下型地震の場合の効果は薄いです。横揺れには強いが縦揺れには弱い構造になっているようです。
制振(制震)は建物の内部に制振ダンパーなどの制震部材を取り付けて揺れを吸収する構造です。耐震構造では高い建物の上に行くほど揺れは大きくなりますが、制震部材を取り付けると、その揺れを吸収してくれるので高い建物に有効な工法です。
そこでおすすめなのが耐震+制震のダブル構造。
躯体は丈夫でさらに揺れを吸収することで地震によるダメージをさらに低減してくれます。
で、いつものことながら気になるのはお値段だと思いますが、その前にまず制震装置がどんなものなのか?いろいろ種類はありますが、私のお勧めはこれ。
詳しくは↑↑↑(笑)
いや、私が説明するよりも専門的なことは専門家が説明してくれたほうがわかりやすいので(笑)
簡単に言ってしまえば、このダンパーが変形することによって、地震の揺れに対してゆがみやすい柱を支えて、揺れを吸収する仕組みです。
気になるなあって方は、この会社さんまで連絡してみてくださいねえ~。
で、いつものことながら、やっぱり気になるのはお値段ですよねえ!(テレフォンショッピング風に(笑)
ちなみに免振装置は、メーカーにもよりますが、基礎工事のアップと合わせて400万円~600万円ぐらいは掛かります。
制振だと、新築なら工賃込みで+30万円ほど。リフォームで取り付けたかったら壁をはがさないといけないのでもうちょっとかかりますが………
耐震強度を上げるのに、70~90万円ほどかかると前回お話ししましたが、制震も併せて100万~120万円アップをどうとらえるかというところ。
ローンを組んでしまえば月々2,000~3,000円ほどのアップというところでしょうか。
安心を買うと思えば、さほど高くはない値段だと私は思いますが。
以前も言いましたが、地震で家が壊れて住めなくなって、修理するのにかかる費用や、修理中の仮住まいのことや、いろいろ考えたら住み慣れたおうちにそのまま住めることって、これからどうしたらいいかと思い悩まなくてもいいっていう精神的負担をすごく軽減させてくれると思います。
家族のことを考えたって、大きな地震で被害にあうこと自体が精神的にすごくつらいことだと思うので、その中で少しでも負担が減らせるなら、私は凄くお勧めしたい。
被害にあったとき国がどれだけ守ってくれますか、いまだに震災の復興は進んでいません。
どんなに防災セットをそろえたところで、一番肝心な住処がなくなってしまっては、本末転倒だと思いませんか。
自分や家族を守るためにできること、改めて考えてみてください。
ぽえぽえくまでした。