前回、身近に出きる温暖化対策、「Co2削減」とはいったい何があるのでしょうか?とコラムを終わらせて頂きましたが、実際、温暖化が今後日本に与える影響は?雨や台風以外にも何か起こる可能性があるの?等、色々とご質問を頂きましたので、今回、温暖化から考えられる影響というテーマでコラムを掲載したいと思います。絶対、確実とは言い切れないあくまで可能性の話です。参考程度にご覧頂ければと思います。
地球温暖化は、海面の上昇から熱波や干ばつ、大雨やそれによる洪水など、気温上昇のほかにこれらの気候変動を引き起こし、地球に住む動植物などの生態系にも影響を及ぼしています。
農作物が被害にあい、作物の収穫が減るだけでなく、絶滅してしまう動物も出てきます。
海面の上昇は非常に危険です。日本への影響を考えると、1mの海面の上昇により、砂浜の9割以上が失われていくと予測されています。
例え40cmでも、沖に出ている120m分の干潟は消滅し、そこで生活をして産卵や子育てをしている、あるいは餌場にしている生物にも影響が出ます。
また、災害が起きやすくなり、高波による沿岸部への被害も考えられます。
近年の台風の大型化や豪雨が頻発するのもこの影響の1つであるとされており、暴風や大雨による被害も甚大ですが、それに伴って起きる洪水や土砂崩れなどの二次災害も深刻になってきます。
このまま温暖化が進めば、気候の変化により、地域によっては降水量が減り、河川流量も減ることで水資源を得られない可能性もあります。
生活水を確保できなくなる危険性も出てくると言われています。
自然への影響として、生態系へは大きな影響を与えており、動植物共にその変化や絶滅といった個体の消滅も起こってしまっています。気候変動の影響で、環境が変化し、生きていくことが難しくなります。
これにより、ホッキョクグマやウミガメ、サンゴなど、様々な生物が絶滅に瀕しようとしています。
また温暖化による気温の上昇は地域によって乾燥を起こしています。これが長期化することで大規模な森林火災などを増加させてしまい、生態系の破壊だけでなく、地球温暖化の要因となる二酸化炭素を吸収する森林を減少させてしまっているのです。
生活への影響として、そもそも私たちの生活には農業による食物も不可欠です。農作物は正常な気候で育ちますが、これら異常気象とされる気候変動によって不作となってしまい、食物が不足してしまうのです。
近年の日本でも気温の上昇や大型台風の通過による被害で、農作物の不足などが起こっています。これが世界規模になると食物が全くといって良いほど足りなくなり、飢餓に陥る人が増加します。
また必要な栄養を得られないことによる栄養不良や、免疫力の低下による病気の広がりも起こります。これは食物だけでなく、洪水などで住む場所を追われた人々も同様です。
地域によっては不衛生な環境となり、病気が蔓延することも少なくありません。
今回はここまでとさせて頂きます。一度、温暖化について検索して調べてみては如何でしょうか?色々と考えさせられることも多いと思います。
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