コロナ禍において住宅に求めるものが変化してきていること

こんにちは、ぽえぽえくまです。

年末年始いかがお過ごしでしたでしょうか。
コロナ感染数が減ってきていて、少しコロナ対策も緩みつつあったのではないかと思われますが、オミクロン株の感染が少しずつ増えてきて、また気を引き締めなければならなくなってきましたね。一気に寒くなり、雪がたくさん降っている地域もあり、大変な思いをしているところもあります。

寒くなり、乾燥しやすくなってきましたが、加湿のし過ぎはカビの原因にもなりやすいので注意が必要です。結露したらすぐに拭き取るなど対策を。また、窓用ヒーターというものもありますので、温度が下がりやすい窓際に設置するなどして、カビの生えにくい環境にすることもおすすめです。

コロナ禍において住宅に求めるものが変化してきていること

いったん減少してきたコロナ感染者でしたが、今度はオミクロン株の感染者が一気に増えつつあります。
そんな中、自宅でお仕事をするリモートワークが当たり前になり、住宅に求めるものも変化してきています。
今までは「日当たりの良さ」「間取り」「広さ」がすべての年代に求められていましたが、30~40代男性では「日当たりの良さ」よりも「防音・遮音性に優れている」ことを重視する方が多くなっています。家で過ごすことが多くなってきて、映画・動画などを静かな環境でゆっくり楽しみたいと考えているようです。

また、「収納スペースの多さ」を重要視する声も高まってきています。家で過ごす時間が長くなってきている中、整理整頓をして、快適な環境で過ごしたいという考えのようです。
また、「通信環境の良さ」、「ワークスペースの広さ」、「防音性・遮音性」を重要視するという方が倍近く増加しています。

これもリモートワークを採用する企業が増えたため、在宅勤務をスムーズにこなしたいという考えから来ているものでしょう。
今まで働きに出ていた人たちが家にいることが多くなってきたことから、住宅というもののあり方も変化しつつあります。
今までは、昼間はお仕事に行っていて夜の家の環境しか知らなかった方も、昼に家で仕事をするようになり、夜は寝ている子どもたちが昼間は起きていて騒がれて、とても仕事が出来る環境ではないなんてことにもなっています。

子どもも親も快適に過ごせるためには、広さはもちろん、間取りも重要になってきます。
今までは寝室さえ分かれていればよかったものが、個々の書斎やワーキングスペースも必要になってきています。

また、家で過ごす時間が長くなってきて、趣味をするための広いスペースや快適なリビングなども必要になってきましたし、キャンプなどのアウトドアをする方も増えたため、キャンプ用品などの収納スペースが必要になってきています。
ただ、こういったデータを見ていても、やはりまだ日本の住宅に対する重要性の中に、「高断熱・高気密」はほとんど重要視されてきていません。
日本人が住宅に求めているものはほとんど家の中身の問題で、確かにそれも必要かもしれません。

しかし、本当の快適さとはいったい何なのでしょう?
静かに過ごせること、スムーズに仕事ができること、個々のプライベートが保てること、楽しく趣味ができることなど、色々ありますが、これらすべてを叶えるために一番大切なのは、「快適な温度と湿度が保たれている」ということなのです。
どんなに静かな部屋であっても、どんなにスムーズに仕事のできる書斎があっても、寒すぎたり暑すぎたり、乾燥し過ぎたり湿気が多過ぎたりしていては快適とは言えないでしょう。

だからと言って住環境を快適にするために冷暖房を全開にしていては、電気代ばっかりかかってしまいます。
「本当の快適」というのはどういうことか。
一人一人感じ方も感覚も違う中で家族全員が快適で楽しく暮らせる住宅とは。
目先のことだけでなく、生涯にわたり住みやすい住環境を整えることは、ある意味、人間の生きていく上でとても重要な問題だと思います。
にもかかわらず今の日本人は住宅に対してあまりにも無知な方が多く、家を建ててしまって、住んだ後から後悔をする人が後を絶たないのです。
そんな後悔をする前に皆さんも住宅の環境について今一度考えてみてはいかがでしょうか。

ぽえぽえくまでした。

みてみてオープンハウス事務局

事務局スタッフ主婦代表

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