日本の木材自給率の変遷 知っていますか?

こんにちは、ぽえぽえくまです。

みなさまいかがおすごしでしょうか?
私は花粉症でとても目が痒いです。花粉症ではない方も、歳を取ってからでも突然花粉症になられる方も見えますのでご注意を!

花粉症を和らげる飲み物として甜茶が有名ですが、緑茶に多く含まれるカフェインにはアレルギー抑制効果があるそうです。でも私はカフェインが苦手なので、ルイボスティーやハーブティーを飲んでいます。ポリフェノールにアレルギー抑制効果があるそうですが、即効性はないので常に飲み続けることで症状の緩和が期待できますよ、ぜひお試しあれ!

日本の木材自給率の変遷 知っていますか?

日本の国土の森林の割合(陸地面積に占める森林面積の割合)がどのくらいか、みなさんは知っていますか?
国土の68.5%、約3分の2が森林なのです。

では、国土の3分の2ほどが森林である日本の木材自給率がどのくらいかはご存じでしょうか?
実は、日本の木材自給率は約3割しかないのです!
ではなぜ、国土の3分の2が森林であるのにも関わらず、自給率が3割程度しかないのか?

昭和10年代には主に軍事用物資として、また戦後は復興資材として大量に伐採され、その後植栽されましたが、資材として使えるまでには数十年かかってしまうため、木材の高騰が続いていました。そこで、木材が輸入されるようになりました。輸入自由化が段階的に進められるにつれて、輸入量が大幅に増加しました。
昭和30年の日本の木材自給率は94.5%でしたが、昭和44年には日本の木材自給率は50%をきってしまい、それ以降もどんどん下がって、平成12年には18.2%にまで落ち込んでしまいました。
平成16年以降には、合板製造業で国産間伐材の利用が増加したこと、原木の輸入量の減少により国産材利用の割合が高まったことなどで、木材自給率は上昇傾向に転じました。
特に平成19年から20年にかけて、ロシアが針葉樹原木の輸出関税を引き上げたことが北洋材の輸入量の減少の理由の一つになっています。

日本は国土の3分の2ほどが森林におおわれており、世界でも有数な森林大国ですが、日本の森林の約4割が人工林で、昭和20年代半ばから植林されてきた木々のほとんどが利用可能な段階になっています。その蓄積量は年々増え続けて量的には充実しています。森林割合は先進国34ヵ国の中でフィンランド73.1%に次ぐ第2位。人工林の面積もトップの中国、米国、ロシアなどに次いで世界で第7位なんです。
しかし、山村の過疎や高齢化により、林業が衰退化してきていて、木材があるのに伐採、加工ができない状態です。

平成21年に林業を再生する指針として政府より「森林・林業再生プラン(農林水産省)」が策定され、平成23年には森林法の一部が改定され、法制面で具体化されました。
だいぶ後手後手の政策だとは思いますが、今後、少しづつ自給率は上がっていくのでしょうが、今までの二の舞にならないように、国産自給率の安定化が図っていけるといいと思います。

今回のウッドショックもそうですが、日本は輸入に頼っているところが多いので、林業だけでなく、他の自給率も見直していく一端になればいいと思います。
もし、何かあった時、自分で自分たちの生活を守れるように、例えば、庭に少しの畑を持って、野菜を育ててみる、など、自分たちにできる身近なことを考えることはSDGsにつながっていくことにもなると思います。

ぽえぽえくまでした。

みてみてオープンハウス事務局

事務局スタッフ主婦代表

〒466-0059 愛知県名古屋市昭和区福江3-6-32-7F
http://mitemite-openhouse.jp/about/info