ウクライナ侵攻の影響がこんな身近にも

こんにちは、ぽえぽえくまです。

脳の働きを活性化させる食べ物を「ブレインフード」というそうですが、ご存じでしょうか?
DHAが多く含まれる魚のシャケ、カツオ、サバ、サンマなどは記憶力や集中力の向上が望めます。認知症予防にも。
ナッツにもDHAを含んでおり、記憶力の向上や認知症の緩和にも効果があります。

ベリー系の果物はアスタキサンチンを多く含んでおり、加齢による記憶力の低下を予防します。
緑黄色野菜は神経系の働くに必要な多くのビタミンを含んでいます。
しかし、これらの食品を食べるだけでなく、人間の体の6割以上が水でできているので、こまめな水分補給は必須ですよ!

ウクライナ侵攻の影響がこんな身近にも

この記事で以前にも「ウッドショック」についてお話させてもらいましたが、コロナの影響で住宅用の木材が高騰して入手が困難な状態になりました。
世界規模の話で中国やアメリカで住宅バブルが起き、世界中の木材の値段が高騰。
輸入材は高値で競り落とせず、国産材の代替需要が増大しましたが、国産材を買いたくても、急には増産も出来ないので一気に木材不足になり国産材価格も急上昇しました。

住宅関連企業は大打撃を受け住宅の値段は200~300万円以上程度高騰しました。
そのせいで住宅購入に踏み切れなくなった人や、マンションや中古住宅を検討している人もおられるのでは? 
あれから一年ほどたち、ウッドショックの話も聞かなくなったので一般の方は落ち着いたかな?と思っているかもしれませんが、木材の価格は「高止まり」、倍以上の値段のままです。
更にウクライナ侵攻の余波が追い打ちをかけてきて、木材関連業の方は戦々恐々としているそうです。

林野庁によると2022年1月の木材輸入額は91億円。
日本の丸太輸入元、ロシアは7位。
しかし、ロシアは去年1月突然、国内の木材業界保護を目的に丸太の輸出を禁止し、製材したもののみ輸出OKとしました。
今はロシアから丸太は入ってこない状態です。
しかし、日本の製材輸入元は、ロシアが2位。しかも、ヨーロッパ二大製材メーカーはウクライナに多くの工場を持っていて戦争の影響で閉鎖状態。現在、建築に使う木材がほとんど入ってこないという状態で、これは国内でいうと月当たり約1万7000棟に影響が及ぶ計算です。

ヨーロッパは日本よりももっと深刻な状態です。ロシアから発電エネルギーを買っていますが、これも入ってこないのです。
特にドイツは厳しく、今のままだと産業用どころか、最低限必要な生活用エネルギーも足りない可能性も出ています。また、国際的な資金決済網である国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシア大手銀行が排除されたことや、EUがロシア配下ベラルーシからの木材輸入を制限したことで、更に木材需給がひっ迫してきています。

ベラルーシも自分の国が大変な状態なのに、地球の裏側の日本に木材を売りに来ると思いますか?
日本の住宅は7割を輸入木材に頼っています。こんなに山や森林が多いのに輸入材がなければ経済が成り立たなくなっている。
その原因は以前もお話したように、わざわざ遠くの国から持って来た方が安いから、身近な木材を使っていないのが理由。
政府も、この状況を野放しにせず色んな政策を行っていますが現状は焼け石に水。去年のウッドショック以来、輸入材の代替需要が増加し、国産材も取り合いの状況。そんな木材争奪戦を一層激化させるウクライナ侵攻。不確定要素が多くて今が住宅の買い時かどうかを悩んでいる人も多いはず。

じゃあ木材は高くなっているなら鉄骨やコンクリートにすればいい? 
→残念ながら鉄もコンクリートも同じような理由で高騰しています。
だったら価格が落ち着くまで家を買うのを我慢する?
→木材の価格高騰は今後も当分続く傾向。
でも一生に一度の高い買い物で、損したくないのが本音。
実は………今そこチャンスです!
国産材は木材高騰と言いながらも輸入材ほどは値が上がっていません。
しかも去年に比べて生産量も少しずつですが増えてきています。
輸入材と国産材の価格の差がなくなってきている。つまり、品質の良い国産木材が買いやすくなっているのが現状なのです!
グローバルな世の中だからこそ、SDGsや地産地消の観点から、自分の生きている地元の力を見直してみるのにもいい機会ですね。

ぽえぽえくまでした。

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