省エネ義務化で今までの最高等級が最低等級になる?!

こんにちは、ぽえぽえくまです。

暑さも真っ盛り、コロナ感染者数もどんどん増えてきていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
子どもさんも夏休みですが、暑くてなかなか外にも出られないですし、コロナ感染者数も増えているし、何して過ごそうか、悩んでいらっしゃる方も多いと思います。

そんな時には、かき氷づくりなんていかがでしょうか。
いろんな味の氷を作って、それをかき氷にしたり、いろんなシロップをかけてみたり、トッピングでフルーツやゼリー、グミなどをのせてみたりして、カラフルで素敵なかき氷を楽しんでみてください。ひんやりおいしいかき氷、溶けないうちに召し上がってみてくださいね。ただし、食べ過ぎておなかをこわさないようにしてくださいね。

省エネ義務化で今までの最高等級が最低等級になる?!

2022年4月から「断熱等性能等級5」が施工されました。
2022年10月から「断熱等性能等級6・7」が新設されます。
そもそも、「断熱等性能等級」とは何かというと、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)で規定された「省エネ性能」を表す基準です。
2025年から「平成28年基準(等級4)」が義務化となりますが、では今って等級いくつが義務化なのか?というと、断熱等級はまだ義務化されていないのです。
無断熱の住宅を作っても違法じゃないんですよ、まだ。
長期優良住宅において、断熱等性能等級は「H28年等級(等級4)」でしたが、2025年から「ZEH基準(等級5)」になります。
なんでいきなり義務化かというと、脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策に向けての取り組みなんだとか。
いまさら………?という気もしないではないのですが。
先進国内でも他の国では日本の住宅は違法建築です。もう何十年も、です。

それがやっと、何とか最低ランクの違法ではない建築物に義務化される。
今まで次世代省エネ基準が最低ランクの等級になってしまうわけです。
すでに長期優良住宅で家を建てた方、2025年からは最低基準の断熱等級です。
住宅断熱に関心を持たれる方も増えてきました。
断熱等級6・7が施工され、断熱等級4が義務化されることで、これから「省エネ格差」が起こる、というようなことも言われています。

起こりうる省エネ格差

①光熱費

断熱等級が高ければ高いほど、当然光熱費は安くて済みます。しかも電気代はたくさん使えば使うほど、基本の単価も高くなり、さらに、以前記事にした太陽光発電の再生可能エネルギー賦課金も電気を使う量が増えれば増えるほど高くなります。

②健康面

断熱等級が高いほど、ヒートショックや熱中症などが起きにくくなります。
電気代がかかるから、エアコンをつけないですごし、熱中症にかかった場合、医療費が高くつきます。
エアコンをつけていても、外から壁に伝わる熱で家の中がなかなか冷えず、エアコンの温度を下げ過ぎて、体がだるくなったりもします。

③住宅ローン・補助金・税制

以前、住宅ローン減税改定の記事にもかきましたが、環境性能によって住宅ローンの措置も違います。
性能によって、補助金も上乗せされます、断熱改修をすることで出る補助金もありますので、これ以上電気代が上がってくる前に、補助金が出ているうちに、断熱改修も考えてみたらいいかもしれません。

④資産価値

これまで努力目標であって、義務化ではなかった断熱等級4。
2025年に義務化され、さらに上の等級も施工されてくると、断熱等級の高い家がどんどん建ち始めることとなります。
最低等級の住宅と、高い等級の住宅とで、住宅市場は分かれてくるでしょうから、そこに格差はどんどん出てくるでしょう。将来、子どもが独り立ちした30年後、家の資産価値なし、なんてことにならないようにしたいですよね。

コロナで、リモートワークが増えると、昼間に家にいることも多くなり、この暑い中、クーラーなしじゃ仕事もできないとなると、電気代もかかる。
夏休みだと子どもも家にいるし、暑すぎて、危険だからなかなか外に遊びに行けないと、家にいるから、勝手にエアコンの設定温度を下げられて、電気代がかかる。
などなど………
断熱効果の高い家だと、エアコンの設定温度を下げなくても快適に過ごせます。
しかも、壁も外からの温度の影響を受けにくいので、家の中がまんべんなく冷やされます。

家の中が冷えてしまえさえすれば、あとはほぼ送風だけで過ごせるので、電気代もあまりかかりません。
電気代をどうやったら節約できるの?と、お考えの方は、ぜひ断熱改修を検討してみてください。

ぽえぽえくまでした。

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