夏休み!レジャーランドに何円まで払う?

毎日暑さが続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか、ぽえぽえくまです。
6月の末から北海道へ4泊5日で旅行へ行ってきたのですが、天気が良くてとても暑かったです。しかし、地元に帰ってきて思ったのが、やっぱり北海道は涼しくて過ごしやすかった!地元の暑さで体調を崩し、暑い中40度の熱を出し、一人寒い寒いと言っておりました。熱も高いとしんどいですが、体が病原菌と戦っている証拠と思いながら「働く細胞」を思い出して、私の体の細胞たちが一生懸命働いてくれているのだなあと実感しておりました。

ぐっすり眠るのもある程度部屋の温度を下げて、お布団をちゃんと着て寝るほうが良いそうです。今は暑すぎてクーラーをガンガンにするのも電気代を考えて気が引けますけどね。

夏休み!レジャーランドに何円まで払う?

今年も子どもたちの夏休みの時期がやってまいりました。小さなお子さんがいるご家庭では、夏休みの旅行の計画はおすみでしょうか?我が家は子ども達も社会人になり、「夏休みって何それ?おいしいの?」って感じですけどね…

夏休み旅行の定番と言えば「テーマパーク」ですが、入場料の価格が変わってきているのを知っていましたか?
2022年に「東京ディズニーランド」の入場料が変わったのですが、時期に応じて変動するというものなのですが、実はこの方式を取り始めている業種、業態が増えているのです。

その方式を「ダイナミックプライシング」といいます。業界によってはかなり前から導入されていたらしく、よく調べてみると、飛行機や新幹線の座席、ホテルやレンタカー、野球やサッカー観戦、Amazonやローソンなどでも導入しているそうです。

「ダイナミックプライシングとは」………変動方式でサービス・商品価格を決定する「変動価格制」のことで、需要と供給のバランスで、多頻度に価格を設定する手法のこと。
商品の価値は昔から、その時々の価格交渉で商品の値段を決めていましたが、19世紀後半から「一定価格制」が生まれ、それが主流となっていきました。
ただ、1980年代に、アメリカの航空会社がこの「ダイナミックプライシング」を採用すると、一気に導入する企業が増えて、旅行業界や小売業に広がりました。
確かに時期によってホテルや旅館の値段は違っていたなと思ったのですが、近年日本の企業でも導入されることが多くなってきているのには、

・AIの発達により、ビッグデータの収集・分析を通じた、複雑な需要予想が可能になったため
・新型コロナウイルス対策(三密回避)でダイナミックプライシングの導入が提言されたため
・消費者ニーズの多様化とインターネットサイトの拡大化・拡充化(DX化)のため

等の理由があるようです。

ようするに「昔に比べてAIとインターネットのおかげで消費者のニーズが解りやすくなり、価格設定が容易になった」ということ。
このようなことを昔は、各企業が顧客ニーズをリサーチし企画を考え、価格を算出していましたが、このやり方は時間と労力がとてもかかり、何処でも簡単に導入できるわけではありませんでした。
しかし、今はこれをAIがデータ収集から、需要予測、価格設定までをやってくれるので、簡単にダイナミックプライシングが導入出来るようになったということです。

ユーザーである皆さんの中には、「それって必要な時に価格が上がって損するんじゃないの?」とか「価格が下がるのを待っていたら、購入機会を逃すのでは?」なんて人もいるかもしれませんが、それ以上に商品やサービスを手に入れる時に、需要の少ない時期を狙うことで、お得に購入することができるようになりますし、人気が高く、入手が難しかった商品やサービスも、需要に見合う対価を支払うことで、入手しやすくなることが期待できます。

ちなみに私は、「どうせ同じ商品やサービスを受けるのであれば、お値打ちに手に入れられる方が良い!」と思う性格なので、あえてみんなが欲しがるような時期を外して考えて、Amazonや旅行予約サイトを見ています。
皆さんも今年の夏休みの計画は、賢くお金を使う方法として「ダイナミックプライシング」を覚えておいてもらうと、お得に楽しい「夏の思い出」が出来るかもしれないですね。

また、このダイナミックプライシングですが、いろいろな企業に取り入れられているので、将来的に木材などの価格変動などの可能性もあります。輸入材が高くなって、国産材が重要視されている昨今、何がお得に手に入るのか、いろいろ知りたいことがあったら、みてみてまでご相談くださいね!

ぽえぽえくまでした。

みてみてオープンハウス事務局

事務局スタッフ主婦代表

〒466-0059 愛知県名古屋市昭和区福江3-6-32-7F
http://mitemite-openhouse.jp/about/info