自分の家を持ちたいと考え出したら先ずは土地探しですね。
私たち家族が家を建てたのは15年以上前のことですが、タイミングよく「この辺に住めたらな~」という地区の場所が分譲され意外と早く見つけることが出来ました。土地が決まれば家づくりの第一歩は、数ある工務店の中から理想の家を建ててくれるであろう工務店さん選びです。
私達はまだよちよち歩きの長男を連れては住宅展示場や、たくさんのモデルハウスを見学し、特に私はオープンハウスの見学が大好きだったので20件近く足を運んだのではないでしょうか?
展示場の家は確かに当時の最新技術や流行りのスタイルが勢揃いしていますが、どうしても実感が湧いてこないので眺め見るって感じでした……。
なので私は土地の広さや家族構成が似た多くのお宅の完成見学会に参加して、理想とする家の想像とを重ね合わせながら、わが家の家づくりのアイデアをいただいたわけです!
そうそう、当時は「オープンハウス」なんていうおしゃれな呼び方ではなかったんですよ!!どちらにせよ、これから新築をお考えの皆さん、オープンハウス(笑)の見学は大事ですよ~。なぜなら、そこには家づくりのヒントが無限大に存在しているからです!
例えばリビングの床材や質感、壁紙と窓枠のコントラストだったり、部屋の扉一枚取っても多種多様ですが、それらをこの目で確かめられるのですからラッキーというものです。
私が経験した家づくりにおいても、ほぼ決定していた扉の仕様を全て変更したという事実があります。そのきっかけはまさに工務店さんからの紹介のオープンハウス見学会でした。
そのお宅は全体的に私好みの家だったので、やはりわが家でも予定している仕様と同じ箇所もいくつか有り「私たちの家も完成したらこんな感じになるんだ~」と思っていたのですが、なんだかドアが残念・・・。実は私もそのお宅と同じものを選んでいました。いえ、決して悪くはないのですが、なぜかどこかしっくりこないんですね~。
そういった、カタログとメーカーの事務所に展示されている一枚のドア見本だけでは分からない「何か」を、オープンハウスに出向くことで発見できた出来事でした。完成した家を自分の目で見て、時には触れさせて頂き、木のぬくもりや香りを感じ、思い思いの色んな発想を知ることができるオープンハウスはホントに素晴らしい場所なのです。お勧めです!
written by milktea