・・・建設会社を選ぶポイント・・・ 「信頼と気遣い」の出来る方を選ぶべし!vol.02

「人生で一番高い買い物」家づくりのパートナー選び

どのハウスメーカー・工務店・建設会社に依頼すればよいのか、決め兼ねている建て主が多いと思います。展示場をグルグル回って検討している方も多いと思います。悩むのは当然です。人生で一番高い買い物をしているからです。どのハウスメーカー・工務店・建設会社が信頼できるのか、自分たちの夢の住まいを作ってくれるのか、沢山の情報を集めなければなりません。

建て主の皆さんは、どれだけ住宅の知識を得てから、ハウスメーカー・工務店・建設会社と契約書にサインをしているのでしょうか・・・。契約後に失敗したという話を時々聞きますが如何でしょう・・・。

そこで、このようなことがないように、ある程度分かりやすい「業者選び」をまとめてみました。以下の内容は、これまで家を建てられた方々の意見の中から、10項目の動機をまとめたものです。具体的な内容の失敗例、成功例を題材に、検討すべく項目などを記載しました。参考にして頂ければ幸いです。

1.営業マンが良い人のようだから。感じが良かったから。

これが基本中の基本です。まず、建物、会社よりも対応してくれた営業の方とのフィーリングが一番大事です。お願いした、契約した一番の理由は、これではないでしようか・・・?

皆さんも、何故か苦手な方、苦手なタイプの人、いませんか?当然いますよね。このような方といくらお話しをしてもダメです。この感覚は、お互い感じていますので無理をしないようにしてください。あまりにも合わない場合は、建設会社へ連絡して、担当者を変えてもらうことも大事なことです。ちょっとしたことで、トラブルになったりします。感情的にならないためにも大事なことです。

ココロの見抜き方のポイントは、対応した営業マンの「気遣い」ではないでしょうか?「モノ」よりも「ココロ」を優先することも大事なことです。

2.モデルハウスが気に入ったから。

二番目に多いのがこれでしょう。モノを見ないで買うというのはかなりハードルが高いでしょう。モデルハウスといっても、一か所で多くの会社のモデルハウスがある住宅展示場もあれば、一社独自のモデルハウスもあります。また、OBの建て主さんの住宅の説明会モデルや、移動式展示場もこれに該当します。特殊なところでは、〇〇会の共同モデルハウスもこれに入ります。「見て、触って、感じてもらう」ことが一番大事です。

モデルハウスでは、実際の間取りや設備など配置されていますので、家族構成に合わせてイメージを考えられます。当然ながら、あんな形、こんな形にしたらこうなるといった想像ができるものになります。

最近は、間取りばかりでなく、その会社の特長を前面に出したモデルが多くなりました。事例としては「自然住宅」、「エコ住宅」、「共生住宅」、「高齢者住宅」など。特に注目されているのは、国が推進していますゼロエネルギー住宅・ZEHをベースに、本物志向の「高断熱・高気密住宅」です。温度や湿度、空気の新鮮度合を体感していただくモデルハウスも出現しました。また、変わったところでは、VR(バーチャルリアリティー)を使った仮想モデルハウスなどを始めている会社もあるようです。

沢山のモデルハウスの中から、自分に合ったものを一棟だけ選ぶことは難しいことでしょう。まず、優先順位をつけては如何でしょうか。自分のこだわりがどこにあるのか、書き出してみることが重要です。そして家族と話をすることで、きっと自分たちの理想の家がどんなものなのかが、はっきりしてくるはずです。

3.間取り、外観、内装、インテリアが自分好みだったから。

最近のデザイン、インテリアは、時代の変化とともに、大きく変わってきています。特に色使いは原色に近く、明るいものが多くなったような気がします。例えば、システムキッチンの色が、黒、赤、青、黄の原色系になっています。昔なら、木質系が多かったように思います。現在は、家全体のコーディネーターに合わせた色彩になっており、和風好きの高齢者には判断できかねるケースもあります。居室ごとの選択も考慮してください。

一般的に、インテリアは、女性の色彩感覚が高いといわれており、最終判断は、いつもお家にいる時間の長い女性、奥様が判断したほうが良いかと思います。特に三世代同居住宅は、それぞれの感性が年代で大きく変わってきますので、間取りや色彩などに時間を掛け、出来るだけ皆さんが満足、納得していただける妥協点を探しましょう。

4.大手メーカーだから。TV-CMをよく目にするから。

これは大きいことです。CMの力は、とてつもなく効果的です。皆さんもTVを見ると思いますが、大手ハウスメーカーのCMには、住宅に対するポリシーを前面に出したものがあります。「家族と家にいつまでも居たい」内容もあります。また、家がシェルターというイメージで作られたCMもあり、「安心を訴えたもの」もあります。見て「ホッとする」、「家族っていいなぁー」といった人間の心に訴えるものになっていませんか?

CMは、お金があるから出来るよね・・・と言ったらそれまでですが、予算をあまりかけないで行っている工務店も多くみられます。その多くは、現場見学会です。お客さんの住宅を使っての展開です。特に注目されていますのは、「体感住宅」です。季節の一番寒い日、暑い日をあえて設定して、人間の五感を刺激するものです。特に寒い、暑いはどうして解消できるか、温度と湿度のバランスを証明しながら体感してもらうものです。

みてみてオープンハウスでは、ZEH住宅の常設展示場があり、どなたでも見学可能です。住宅会社ではありませんが、地域の皆さんに体感して頂き、地域の活性化にお役に立てればと思いつくったものです。また、宿泊体感もできるようになっています。是非一度、問い合わせください。建設会社様との同行も大歓迎です。

5.予算に合ったから。

お金も大事な選択になります。ここでは、資金繰りなどはあえて述べませんが、計画以上、無理をしないことを提案します。今後の経済は、どのように変化するか予想が出来ない時代だからです。

見学会などでお話を聞いていますと、家族構成から考えてリビングダイニングキッチン、寝室1、子供部屋2、和室1が一般的です。

ところが子供が成長して家を出ますと二階の2部屋が全く利用されていないケースが多く見られます。これは無駄と思いませんか?
ご夫婦が高齢者になり、奥さんだけの生活の家も多くなりました。利用は一階のLDKと寝室だけ。例えば、50歳で新築したとします。30年後には80歳になります。そのことを考えると、家は小さめに、30年後にも価値のある住宅を建設することが望ましいです。つまり、「二階の有効利用」と「快適空間づくり」がポイントになります。建物は小さめにしたことで、土地を利用した新鮮野菜栽培はいかがですか・・・。あるいは、屋上菜園もいいのではないでしょうか・・・。

日本では少ないですが、欧米では住宅を10年サイクルで転売することを考えており、子育ての期間は森林が多い郊外へ。高齢者には、交通の便利が良い都市部に移動という街づくりになっているようです。

将来のことを今から考えておくことも大事なことではないでしょうか?特に日本は、空き家が多くなっています。高額なメンテ費が必要なため継続して住めないなどの問題も出ています。建物は小さめに、骨組みは頑丈に、耐用年数の長い住宅建設費にお金をかけては如何でしょうか。

株式会社シンホリ

佐藤寿也

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