情報番組のお天気コーナーでは「現在梅雨のピークです」とのこと……
ジメ~~とした季節の中、爽やかな感動をもたらしてくれたのが、サッカーW杯日本代表選手達の活躍でした。史上初ベスト8進出か!と、きっと誰もがその期待に胸膨らませた瞬間があったはずです。
夢の実現はお預けとなりましたが私は「西野ジャパンお疲れさま、感動をありがとう、諦めずに頑張っている人大好きです!」と叫びたーい!
今回もこんな普通の主婦milkteaが「第5回目の家づくり」をお届けします♪
こだわりは諦めない
前回、設計の上で意外と時間を要したとお話した「和室」について、詳しくお話したいと思います。
和室といっても、わが家の場合はワンフロアの一角に畳のコーナーを設けただけの簡単なものでした。とはいっても私の要望は多々ありまして……
- リビングとの調和のとれたコーナーにしたい。
- 来客時には客間として利用していただけるよう目隠しができるようにしたい。
- 洗濯物を干す庭に直結した位置にあるため洗濯後の動線を確保したい。
- 将来はコーナーではなくしっかり和室として利用したい。
などなど設計士さんにあれこれぶつけ、相談し合いました。
その結果、目隠し用のパーティションや壁を後付けすることを考え、このコーナーを囲む「梁」が必要なこと。洗濯竿をかけるための部品の取り付け、布団収納などのスペースの確保。など、一つずつ細かい注文が見事にクリアされていきました。
ちなみにこの収納は、よくある引き戸のまさに押入れなのですが、「ザ・押入れ」にはしたくなかったので、通常はふすまには使いませんよと言われたアジアン風の壁紙を張ってもらい、窓にも同じテイストのウッドブラインドを取り付けてもらいまいた。
そして肝心なのは畳です。よくある江戸間や京間畳のように縁(へり)のある畳より、断然、琉球畳が雰囲気に合う!と思いお願いしたのですが……
この琉球畳、本物(?)はものすごくお高いのです!今でこそ多種多様な素材とカラーの「琉球畳風」が出回っているみたいなのですが、当時は本物のい草製か、低価格だけど通気性に欠けるポリやプラといった化学繊維製がほとんど。なので当然工務店さんからは本物の畳の金額を提示され、即却下!でした。
でも、まだ幼い子供のことを思うと環境に良いものを選択したいし、妥協したくもない。そんな葛藤もあり、諦めきれず自分で探すことにしました。
そしてあるメーカーさんの、日本初、環境に良い和紙、撥水性もある畳、という様なうたい文句に目が留まり、これを取り寄せて頂きたいと工務店さんに掛け合いました。結果は、見た目も満足、価格も本物の3分の1以下おさまり、大満足!
ちなみにこの畳、現在では需要が大幅に増え、価格も更にお安くなり品質も向上しているそうです。今回新たに調べてみて勉強になりました。
コストダウンを望むのであれば、自ら調べ探し納得のいくまで諦めないことですよ!
この琉球畳の件も、ある種粘り勝ちといった具合で一件落着したわけです(笑)
こうして、思い描いた和室スペースが設計され、日常生活では子どもの遊び場だったり、趣味の書道をする場だったり、洗濯物を取り込みたたむ場だったり、お昼寝したりと、活用法満載の多目的スペースができあがりました。
もちろん、来客時にも大活躍。洗濯竿やその部品などを片付ければ、たちまち琉球畳(風)が凛とした客間に変身します。子どもの幼稚園や小学校の家庭訪問では先生をお通ししましたね~(懐かしい)。
将来的に取り付けておいたテレビの配線も、夫の両親が泊まりに来た時に小型テレビを移動させ早速活躍しました。まさに設計士さんとの綿密な話合いの結果が顕著に現れた和室でしたね。今思うと私的にキッチンの次によく居た空間だった気がします。
皆さんもこだわりを持って家づくりに取り組んでみて下さいね。
written by milktea